ついにベーシストが見つかり、初スタジオの日。
GONGONはFOOL A MEAN GOES.のベーシストと初対面した。その男は、よく見ると顔面に無数のピアスが突き刺さっており、体には刺青が入っていた。GONGONは思わず恐怖心を感じた。『こんな怖そうな人とバンドをやるのか、、、』と。
しかし、よくよく話してみると、その男は、なんとも穏やかで心優しい青年だったのだ。そう、彼こそが伝説のベーシスト「いまむー」であった。
そんな3人で結成されたバンド。FOOL A MEAN GOES.が放つサウンドは、まるで90年代から飛び出して来たような、当時のインディーズロックシーンそのものであり、聴く者をタイムトリップさせる。結成から数ヶ月のうちに次々とオリジナル曲が完成し、ライブも決まっていく、全てが驚異的なスピードで進む最速バンドである。